JAうご スイカ選果施設
出荷する全てのスイカの内部品質を検査JAうご スイカ選果施設
スイカは、いくら縞模様を見つめても、甘さや熟度は分かりません
スイカは本来、外観や重さではおいしさが判定できない難しい果菜です。同じ農家が同じ環境で同じ愛情を込めて育てても、どうしても『当たり外れ』がでてしまう。それがスイカの宿命なのです。 せっかくお金を払って立派なスイカを買ったのに、「残念!あなたが買ったのはハズレでした、また今度!」 では、納得いきませんよね?
JAうごはその常識を変えます。
スイカを割らずに、糖度・熟度・空洞を計測する『光センサー選果施設』
JAうご明治支所近くにたたずむ謎の施設…。それこそJAうごが誇る「光センサー選果施設」です。JAうごのスイカ『夢あきた』が高品質といえる理由はここにあります。
この施設にはスイカを割ることなく中の糖度・熟度・空洞などを計測する『光センサー選果技術』が導入されています。ここの厳しい品質チェックに合格した、優秀なスイカだけが、JAうご産『光センサー夢あきた』として出荷されています。
光センサー選果施設でのチェック工程
糖度・熟度・空洞の基準をクリアしたものだけが「JAうごブランド」として出荷されて行きます。
この基準の厳しさが 生産者の熱い心に火をつけています
この施設は、スイカ生産者に新しい刺激をもたらしています。
市場に出る前に選果場ではじかれてしまわないように、生産者は美味しいスイカを作るための研究と努力を重ねる必要があるからです。
JAうごのスイカ農家さんは、みなさん勉強熱心です。
おいしさを科学する JAうごのスイカづくり
スイカは甘いですが、検査判定に甘さはゼロ!
JAうごでは、収穫したスイカは全てスイカ選果施設で検査・出荷判定されます。生産者は、自分が育てて収穫したスイカの検査結果を、その場で知らされることになります。
当然、光センサー選果システムの判定結果には、人間的な甘えは一切ありません。この厳しさが、生産者の熱い思いに火をつけ、JAうごの高品質なスイカを生み出しています。
全員で情報共有、全員で改善。
スイカのおいしさを「科学」しています!
スイカの栽培については、いろいろな面で科学的な解明が進められています。糖度を増やすメカニズム、空洞巣ができてしまう原因、収穫時期とシャリシャリ感の関係などです。
これらの知識を全員で共有し、スイカ栽培を科学的な面から改善してゆこう!と、JAうごでは生産者と共に『スイカ生産部会』や『営農指導』の活動をしています。