JAうごの 花卉栽培
秋田県は米に偏重した農業生産構造だと言われておりますが、当JAでは高品質米生産のみならず、畜産、野菜、そして『花卉栽培』にも力を注いでまいりました。
農業生産者の高齢化が進む中、当JAでは農地を持続可能にするだけでなく、秋田農業の新時代を切り開く大きな挑戦として大規模な『園芸メガ団地』を建設しました。
テクノロジーと、生産者の知恵と経験の両方が生かされたこの施設では、従来より安全で負担の少ない生産環境でありながら、より衛生的で品質の高い花卉の栽培が可能になります。新しいステージへと立った「JAうごの花卉栽培」をどうぞよろしくお願いいたします。
私たちが生産・出荷していますJAうご花卉園芸部会
JAうご花卉部会のご紹介
JAうご花卉(かき)園芸部会(29名)は共同選別・共同販売の体制をとっていて、毎週日・火・木曜日の朝8時から、生産者が集まり共同で出荷作業が行われています。これは生産者同士が互いに協力・改善しあって質の高い商品作りができるメリットを持っています。
生産品目
※色の濃い部分は出荷ピークを指します
日持ちが違う「品質管理認証」
少しでも長く、咲いていて欲しいから―
大切な方に1分でも1秒でも長く寄り添える花を目指して
「花き日持ち性向上対策品質管理認証制度(農林水産省)」とは、国内で生産流通される花の日持ち性を向上させるために制定された品質管理マニュアルを元に、日持ち性向上の品質管理ができている生産者、流通業者、小売店舗に対して認証を行う制度です。認証制度は生産、流通、小売の3部門からなり、JAうご花き園芸部会はその『生産部門』において、管内で生産する花全品目に対して認証を取得した全国でも数少ない団体です。(登録番号:10150054)
このマークは「日持ちする花」を生産する生産者であることの証です。1分でも1秒でも長くあなたの大切な人のそばで咲いていられる花づくりを目指して、日々努力を惜しまず生産管理に努めています。
品質のバラつきを失くす、共同選別・共同出荷
より高い品質を維持するために、生産者同士が互いに出荷品の評価・選別を行い、共同で出荷します。
一人では甘くなりがちな等級の格付けですが、厳しい検査員が存在する事によって、妥協のない高品質基準が保たれます。
追跡ドキュメントシリーズ第3弾!
「愛の絆」を伝える冬の花
JAうご産ストックを追え!
豪雪地帯の気候風土を活用した冬の花「ストック」。その彩りは20種類以上を数え癒しと香りを伝えます。数十年前から生産されるその類まれなる技術力と、数多くのコンテストで受賞実績を誇るその現場に迫ります!
花を愛する羽後町JAうごの花卉栽培
JAうごは花卉の栽培・出荷も盛んにおこなっています。花卉(かき)とは、観賞用の草花の事で、フラワーショップなどでみなさんが贈り物や観賞用で購入するお花のことです。
栽培している代表的なお花は「ストック」ですが、トルコキキョウ・テッポウゆり・フリージア・デルフィニューム・孔雀アスターなどさまざまな花が栽培されており、流通を経て全国のお花屋さんに届けられています。
ストック
ストックは香りの良いお花でおもわず深呼吸したくなるようないい香りがします。玄関などに飾ると芳香剤などいらないくらいいい香りが広がります。ストックの花言葉は「愛の絆」「真面目」「永遠の美しさ」「豊かな愛」など、 深い愛を伝える素敵なお花です。JAうごのストックは最盛期には、50本入りの箱が一日450箱ほど出荷され、東京都中央卸売市場をはじめ、秋田、盛岡、仙台、弘前、千葉、札幌などの各地の市場に出荷されます。
トルコギキョウ
花言葉は、「優美」、「希望」、「よい語らい」、「清々しい美しさ」。
観賞用だけでなく、ご結婚を祝福するお花としても愛されている素敵な花です。 JAうごではトルコギキョウだけで、約50種類もの種類を栽培しています。 花を見て心を癒してはいかがでしょうか?
花を愛する羽後町の人たち
羽後町は花を愛する人が多く、ほとんどの家庭でお花を植えています。花卉農家さんの花を愛する情熱が、町全体を彩り鮮やかにしていったのかもしれません。 ブランドショップや百貨店は立ち並んでいませんが、着る服を比べあうように、花畑を褒めあう主婦たちの姿を目にする、そんな羽後町です。